安倍総理はテロと戦わず、ISISによる人質交換要求に従ってヨルダンと協力へ?
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2015012800002
時事通信によれば、
安倍総理は、ISISの人質となった後藤氏、ヨルダン空軍パイロットの2人と、
ヨルダンに収監中の2000人殺害に関与したとして死刑判決を受けているイラク・アルカイダ指導者Sajidaの妹、Sajida al-Rishawiに、もう1人の収監者を加えた2対2の人質交換でヨルダンから理解を得ていると言う。
それに対し、
ISISは、後藤氏、Sajida al-Rishawi死刑囚による1対1の交換を固持しているようで、まだ、状況は流動的だ。
ただ、
最悪の殺戮集団の懐に、わざわざ飛び込んで行った2人の日本人の首を掴み上げ、1人を殺害したことで、Sajida al-Rishawi奪還という機会を具体化させられたんだから、それを見す見す逃しはしないと思う。
記事が事実なら、
多大な犠牲を払いながらも、大衆主義者らが望む形の事件解決は、時間の問題かもしれない。
一方、
読売の最新記事は、昨夜に公開された後藤氏の2度目の動画に触れているのみ。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150128-OYT1T50012.html?from=ytop_top
内容は、
Sajida al-Rishawi釈放引き伸ばしへのISISによる非難を伝えながら、24時間以内に、それが叶わなければ、ヨルダン空軍パイロットも、自分も殺されるだろうと語っている。
(手に持った画像は、パイロットのもの)
多くの日本人としての大衆主義者は「自己責任」を認めない。
今回、それが良く分かった。
防波堤封鎖が大方で当然のように受け止められるのは、それが原因と思うし、この流儀が反原発に繋がってくる気もする。
ISISの人質事件が発覚して以降の一時期、後藤氏の言う「自己責任」がメディアに溢れた。
まるで意図されたかのように。
そして、意図されない報道がないように。
ガメチンは、それによる社会反応を政府が天秤にかけたと妄想する。
そして、サヨクのような大衆主義の大混乱がアチコチで引き起こされた。
安倍総理は、従って、金を出さないことで米国の顔を立て、最終的に屈することで大衆の顔を立てた…ような。
でも、
自分に責任を負わせられない者が、国家の責任を負えるわけがない。
軍を認めず、徴兵を戦争を認めず、核保有を認めず、主権を実行させないために、大衆は自己責任を認めない、ってことだとしたら、
これは、非常に厄介だ。
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