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ヨルダンは死刑囚移送でパイロット生存証明先決の構えを崩さず

一部報道は、29日、2度目の期限となった現地午後4時、日本時間23時時点で、依然、収監中のSajida al-Rishawi死刑囚移送にヨルダン政府の動きが無いことを伝えた。

翌30日未明の情報として、サンスポも、その内容を続けて報じてる。
http://www.sanspo.com/geino/news/20150130/sot15013005030002-n2.html

また、サンスポ記事によれば、
人質解放場所として、以前にも使われた経緯を持ち、シリア側がISIS勢力圏となってるトルコのシリア国境の町、アクチャカレ(Turkey Akcakale)が有力視されているらしい。

トルコ・アクチャカレ国境検問所(2014年9月):
(町の緊張が高まる中、29日、その近郊で、一部が、フジ取材スタッフ(女性)の「交通事故死(?)」も伝えた。)




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ISIS人質交換期限は29日日没?/ ヨルダンは後藤氏を含め2対1の交換を模索?

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM29H2D_Z20C15A1MM0000/
日経によれば、
新たなメッセージのみによる動画が公開され、
その内容は、
「29日日没、(日本時間同日午後11時30分~30日午前0時ごろ/ 日経)までにヨルダンで収監中の死刑囚がトルコ国境まで移送されない場合、ヨルダン軍パイロットを殺害する」というもの。

これが事実とすれば、
ISIS側が、実質、期限を1日延ばしてきたわけで、現時点での交渉上、日本政府は大きな成果を得たとも見られる。



動画から後藤氏の姿が消えたわけだが、
日本でも話題になっているISISメンバーの昨日辺りのツイッターによると、「彼は他へ移送されたが、人質交換とは関係ない」等の投稿があった。

もしかしたら、動画は、その影響を受けたかもしれない。


また、CNNによれば、
ヨルダン外相は、その取材に対し、初めて、人質交換に後藤氏を含むことを明言した。
http://www.cnn.co.jp/world/35059647.html?tag=top;mainStory

そこで見えてきたのが、後藤氏、ヨルダン軍パイロットと、死刑囚の2対1による人質交換。
ただし、
後藤氏帰国までに、ヨルダンは2つのハードルを課した。

・パイロットの無事の確認
・交換の優先順位は、パイロットに


ISISへ報復の最前線

日付は1月22日。
クルド人民・防衛隊がコバニ奪還作戦を展開する前哨戦となった模様。

場所は、イラク北部のモースル(Mosul)に近いWana-area。
モースルは古代遺跡と石油生産で知られる大都市だとか。

ビデオに登場するクルド部隊名は「Peshmerga」
Peshmergaが扱うミラン対戦車ミサイルランチャー(MILAN anti-tank missile launcher)は、ISISの歪な装甲車を撃破していく。





安倍総理はテロと戦わず、ISISによる人質交換要求に従ってヨルダンと協力へ?

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2015012800002 
時事通信によれば、
安倍総理は、ISISの人質となった後藤氏、ヨルダン空軍パイロットの2人と、
ヨルダンに収監中の2000人殺害に関与したとして死刑判決を受けているイラク・アルカイダ指導者Sajidaの妹、Sajida al-Rishawiに、もう1人の収監者を加えた2対2の人質交換でヨルダンから理解を得ていると言う。

それに対し、
ISISは、後藤氏、Sajida al-Rishawi死刑囚による1対1の交換を固持しているようで、まだ、状況は流動的だ。

ただ、
最悪の殺戮集団の懐に、わざわざ飛び込んで行った2人の日本人の首を掴み上げ、1人を殺害したことで、Sajida al-Rishawi奪還という機会を具体化させられたんだから、それを見す見す逃しはしないと思う。

記事が事実なら、
多大な犠牲を払いながらも、大衆主義者らが望む形の事件解決は、時間の問題かもしれない。


一方、
読売の最新記事は、昨夜に公開された後藤氏の2度目の動画に触れているのみ。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150128-OYT1T50012.html?from=ytop_top
内容は、
Sajida al-Rishawi釈放引き伸ばしへのISISによる非難を伝えながら、24時間以内に、それが叶わなければ、ヨルダン空軍パイロットも、自分も殺されるだろうと語っている。

(手に持った画像は、パイロットのもの)



多くの日本人としての大衆主義者は「自己責任」を認めない。
今回、それが良く分かった。

防波堤封鎖が大方で当然のように受け止められるのは、それが原因と思うし、この流儀が反原発に繋がってくる気もする。

ISISの人質事件が発覚して以降の一時期、後藤氏の言う「自己責任」がメディアに溢れた。
まるで意図されたかのように。
そして、意図されない報道がないように。

ガメチンは、それによる社会反応を政府が天秤にかけたと妄想する。
そして、サヨクのような大衆主義の大混乱がアチコチで引き起こされた。

安倍総理は、従って、金を出さないことで米国の顔を立て、最終的に屈することで大衆の顔を立てた…ような。

でも、
自分に責任を負わせられない者が、国家の責任を負えるわけがない。

軍を認めず、徴兵を戦争を認めず、核保有を認めず、主権を実行させないために、大衆は自己責任を認めない、ってことだとしたら、
これは、非常に厄介だ。


ISISへ報復の最前線

クルド人民・防衛隊=YPG
クルド人民・防衛隊・女性旅団=YPJ

1月26日 YPG and YPJ advancing in Kobani



YPJに参加したクルド人姉妹:
シリア、イラク国境のクルド人の町、Yezidiに暮らす姉妹は、2014年8月、ISISに町を奪われ、逃げ延びた後、戦うことを選らんだ。

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http://www.bestanuce1.com/haber/124953/iletisim.php


ISISにレイプされ虐殺される女性(イラク):

35364434544341.jpg

https://www.youtube.com/watch?v=7w-USWw5cyY&oref=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3D7w-USWw5cyY&has_verified=1
閲覧注意。
年齢制限あり。

ISISへ報復の最前線

http://www.yomiuri.co.jp/world/20150127-OYT1T50087.html?from=ytop_top

首都・バグダッド北方にあるディヤラ県(Muḥāfaẓat Diyālā)のサディヤとジャラウラにISISが侵攻し、治安部隊が撤退したのは2014年6月13日。

それからほぼ7か月。
イラク軍、及びイスラム教シーア派民兵は、今月23日に複数の周辺侵攻地を攻撃。
25日に県全土の制圧に成功した。

発表による、この戦闘による死者は、イラク政府側が58人。
ISIS側が65人。


ISISへ報復の最前線

http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPKBN0L007I20150127

英国非政府組織・シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights ; SOHR)と、シリア国営メディアによれば、
26日、トルコ国境に近いシリア北部・アインアルアラブ(Ayn al-ʿArab)、クルド語・コバニ(Kobanî)で米国の空爆支援を受けながら、4か月間もの戦闘を繰り広げていたクルド人部隊(クルド人民・防衛隊(YPG))は、ISISからコバニを奪還した。

ただし、
米国は、コバニでの戦闘が終わったとは見ていないそう。


ISIS人質事件: 弱性連鎖/ 事態を歪曲し社会を扇動し出した市民団体

通常、国家機能は空回りさせられないから、
そこへの不満分子の一部、大概の哀れ大衆主義者らは、無知の空回り思考によって反体制側へ分離され、サヨク傾向に陥る。

佐渡市市議会の大先生がたが、一見、権威主義者風でありながら、その施政がサヨク傾向にある理由のように思う。

この特徴は、
その主張が、どれほど矛盾だらけで支離滅裂なものでも、当人らは意に介さない。
空回りの主張は、常に使い捨てで、統一観を必要としないから。


「9条よ世界に届け 「調布九条の会」10周年 2015年1月26日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20150126/CK2015012602000141.html
出席した作曲家は「(憲法九条に反して)集団的自衛権行使容認を決めた日本は、イスラム国を空爆している米、仏などとともに敵とみなされた。日本は今こそ(不戦を誓う)九条の精神で世界に貢献すべきだ」と述べ…」


今時、誰でも知ってるように、
第9条は日本が独自に草案から練り上げた平和条項じゃない。
占領国、米国が、敵性・日本の手足をもぎ取り、恒久的支配を世界へ向けて正当化するための方便として、自らの都合に合わせて作ったもの。
親米でも、無くても、それが現・日本国憲法の動かしようのない基本原理だ。

その上で、
上記は、
「(憲法九条に反して)集団的自衛権行使容認を決めた日本は、イスラム国を空爆している米、仏などとともに敵とみなされた。」
などと、
憲法基本原理を無視し、
ISISが日本人2人を人質に取った理由を、いまだ議論中で何一つ定められない「集団的自衛権」と摩り替えることで、自ら最大危険地域へ赴いた2人の意思を無視し、踏みにじり、現・政府責任にデッチ上げた。

しかも、
上記に照らせば、「九条の精神で世界に貢献」するとは、
米国支配を拡大させることこそ、世界貢献だと言うことになってしまう。


他国の不正と戦う主権正義すら日本に放り出させた第9条という支配型・米国流憲法。
それに迎合しながらも、事件を米国流に責任転嫁させた上、あらぬ罪を政府に着せながら、米国が、政府が、それらが造り上げた世界流通の恩恵を貪る哀れ大衆主義塗れの市民団体。

この無知、嘘、矛盾、支離滅裂さは、社会の安全性が取り締まるべきだ。

ISIS人質事件: 弱性の混乱/これを見て青少年は見守るべき強さを学べ

https://twitter.com/audrey_biralo/status/559249778987388928/photo/1
「官邸前。「安倍晋三は命を救え、安倍晋三はケンジを救え、安倍晋三は命を守れ、守れないなら、今すぐ辞めろ」


政府に人質救出を「命じ」たけりゃ、軍を容認しろ。
徴兵を容認し、戦争を容認しろ。
核保有を容認しろ。
それが出来なきゃせいぜい黙ってるか、日本人を今すぐやめろ。

原発支持。

対ISIS・政府姿勢支持。

ISIS身代金要求事件

ビデオ4。
AhoTubeへ: 知る権利は表現の都合を駆逐する。




[Voice of Kenji Goto Jogo]
後藤健二氏の声(削除されたビデオ1の詳細から)
https://www.youtube.com/watch?v=McDtDw-vM4M

以下、自前翻訳:
I am Kenji Goto Jogo. You have seen the photo of my cellmate Haruna slaughtered in the land of the Islamic Caliphate. You were warned. You were given a deadline and so my captives acted upon their words.
私は後藤健二です。
あなたは、私の同房者、ハルナがイスラム・カリフの地で殺害された写真を見ています。
あなたは、私たちの身に危険が及ぶことを警告され、期限を与えられました。

[Prime Minister Shinzo] Abe, you killed Haruna. You did not take the threats of my captors seriously and you did not act within the 72 hours.
安倍総理、あなたは、ハルナを殺した。
あなたは、私を拘束した者たちの脅威を軽んじ、72時間、何もしなかった。

(一部省略)Please don't let Abe do the same for my case. Don't give up. You along with our family, friends, and my colleagues in the independent press must continue to pressure our government. Their demand is easier. They are being fair. They no longer want money. So you don't need to worry about funding terrorists. They are just demanding the release of their imprisoned sister Sajida al-Rishawi. It is simple. You give them Sajida and I will be released. At the moment, it actually looks possible and our government are indeed a stone throw away. How? Our government representatives are ironically in Jordan, where their sister Sajida is held prisoner by the Jordanian regime.
(家族へ向けて)
安倍総理に、私の二の舞を他で踏ませないで下さい。
諦めないで下さい。
私たちの家族、友人、報道関連の同僚は、政府に圧力を掛け続けなければなりません。
彼らの要求は単純です。
それは公正です。
彼らは、すでに金銭を求めていません。
彼らは、Sajida al-Rishawi(イラク・アルカイダ指導者Sajidaの妹で、2000人近くを殺害したテロに加担し、2006年、ヨルダンで死刑判決を受けている。)の釈放を求めています。
それによって、私も解放されるでしょう。
今現在、それは可能に見えます。

(以下省略)


事態が動くタイミングというのは全く妙。

反原発派の事件介入と、この経緯。

ビデオ内容が事実となれば、政治的重大事件を前に、大衆主義が動き出した時こそ、より警戒すべき、ってことになる…

そこで一つ、道を譲ってしまったガメチンは、一つ、学んだ。