FBからの情報です。
相川の景勝地・尖閣湾を巡る遊覧・海中透視船は、2つの事業者によって運航されていたんですが、
その1つ、達者漁港から発着していた「達者海中透視船」は、今年2月、達者海水浴場入口にあった「達者・レストハウス」共々廃業したということです。
なお、公式な記述は見つけられませんでした。
また、尖閣湾・揚島遊園・海中透視船(尖閣湾発着)は、従来通り運航されているそう。
在りし日の達者・レストハウス。

達者漁港へ通じるレストハウス裏手は、30年前の盛夏なら呼び込みも居て、大層に賑わっていた土産屋街。
即席の写真皿が目玉だった。

漁港入口の透視船乗り場。

知る限り、達者の透視船は、姫津漁港所属。

血税100億円を公然と毟り取る上場汽船。
公共性を謳っては、株主のため、赤字減らしに運休させる矛盾を罷り通す、自由国家にあるまじき横暴さ。
そのデタラメを放任し続ける自治意識の幼稚な閉鎖性。
その拠り所は、なんと、意識実態の正反対にある世界化、世界遺産化だってんだから、この無知さ、正直、お手上げ。
さて、次の廃業は?
なんて予想は、さすがのガメチンさえ、胸が痛む。
自ら痛みを負おうとしない佐渡汽船の血税転化という手法。
自らの痛みに向き合おうとしない佐渡市の世界看板転化という手法。
それを主導する新潟県。
この3者3様の歪み、矛盾、害悪が、過疎化に影響していないと誰が証明できるか?
過疎が止らない島の観光化の何処に成功の希望を見て取れるか?
それらを逆に言えば、この3悪が、達者海中透視船を潰した張本人ってことだよ。
嘗て、乱造・子会社を潰し続け、放蕩経営の成れの果てを演じた佐渡汽船。
今度は、放置され続ける、歪み、矛盾、害悪経営が、その負債を肩代わりした地元を潰しにかけてきてるって気がしてならい。
地獄の悪循環だな。
そこから抜け出すために、
先ずは、根拠作りに四苦八苦の世界遺産化など蹴飛ばし、佐渡市は、「あいびす」で失敗した赤泊・寺泊航路を接収しろ。
赤泊港の2000トン級フェリー発着を可能にし、新たな運航会社を募集。
目標仕様は、低速運航で5m未満の車両航送が往復1万円。
(旧フェリー、えっさ丸は、1487トン/13.2ノット(24kmほど)で、航行時間は2時間。)
意味不明だった無期運休中の佐渡・新潟間空路よりは、マシな状況が描ける筈。
消波ブロック工場と化した二見の新岸壁利用による「佐渡市民汽船」案は、ほぼ妄想段階で崩壊。
その点、赤泊の「新・佐渡市民汽船」案は、現実味が幾らか進歩した妄想なんじゃない?
航路接収にしたって、これまで佐渡汽船が島民、県民に負わせてきた重石にしたら、船をオマケに付けたって安い。
でも、余りに多くの関与は、返って新たな重石を負うことになりかねないから要注意。
2隻もの血税丸を抱え込んだ佐渡汽船は、もう自由国家・日本の企業と思っちゃいけない。
同時に、コケて放置状態にあるようなキャンプ場は、全て無料にする。
達者海水浴場を筆頭にね。
こうした排佐渡汽船に基づいた新局面に佐渡市が取り組むなら、3悪の2つが駆逐されることになるんだから、間違いなく佐渡は変わるよ。
スポンサーサイト
他方で「湾岸道路」とも呼ばれる沢根バイパスは、7月22日、一部未完部の建設が続けられながら、開通。
その部分図が下。
http://www.pref.niigata.lg.jp/sado_seibi/1356791690831.html
(やや拡大)

下の画像は、山田屋さんのブログから。
http://yaplog.jp/sado-yamadaya/archive/3604
(相川側から佐和田側を望んでいる。中央やや上に見える堤は、沢根漁港本堤。)

この道路の意味は、沢根にとって非常に大きいんです。
比較的人口密度が高く、子供も多い沢根地区にとっての問題が、2車線ながら交通量の多い狭い道路。
そこでは、日常的な路上駐車で視界を遮られた子供の飛び出し事故が多発。
山田屋さんの真ん前で、死亡事故も起きました。
渋滞解消など2の次、子供を守ることが、この道の真意。
もちろん、バイパスで事故を起こしちゃ元も子もなし。
ここをご覧の釣り師諸氏にあっては、旧道共々、せめて、スピード超過、脇見は無し、でお願い致します。
折角の海岸道路で脇見禁止に堪えられなくなったら、バイパスの駐車スペースでタップリ、ユックリ、お楽しみあれ。
その意味で、沢根釣り公園化の中止は、全く残念。
改めて、その経緯に腸が煮えくり返ってくる。
来年の春、ニュージーランドと共闘した日本捕鯨潰しの1つの拠点、豪州から、58億円(2013年の報道では半分が血税)で佐渡汽船が発注したという双胴型高速フェリー、第二血税丸が小木に遣ってくる予定。
http://response.jp/article/2013/11/29/211939.html
その「血税丸」以外に呼びようのない哀れな実態が、船名募集と言う形で、100%血税流用の第一血税丸同様、揉み消されていく。
http://www.sadokisen.com/newship/Flyer.pdf

佐渡航路は、島民にとってのライフライン。
そこでの新造船ニュースは、限られた生活圏にある島民の日常を刺激し、淡い期待は、佐渡汽船と行政の卑劣な実態を、その下へ押しやる。
「2015年、佐渡に高速船時代がくるっちゃ!」
いやいや、ちっと待ってよ、島民の皆さん。
高速船時代は両津、小木のジェットホイルで、赤泊の「あいびす」で、とっくに来てたんじゃないの?
でも、小木のジェットホイルは、無策の皺寄せ・運賃転化が高額地獄を招いてダメにしたんじゃなかったっけ?
あいびすは、航路特性を無視した高速一本化が、船酔いと欠航地獄を招いてコケたんじゃなかったっけ?
そして、
小木の双胴船には、これらの地獄が輪をかけて押し寄せてくる可能性があるってこと、知っとるけ?
〇高速双胴船には著しい燃費の悪さがあるんだってさ
東日本フェリーが同じ豪州造船会社から購入し、青函航路に就航させたナッチャンRera/Worldは、燃費の悪さゆえ、運賃での他社との競合が適わず、結局、会社破綻に至った話で有名。
その運賃は、従来船の2倍に跳ね上がったそう。
石油高騰が続く時代に、この話だけで、もはや小木双胴船に明日はない、と思うのはガメチンだけか?
しかも、
東日本フェリーの高速双胴船導入の経緯には、ジェットホイル運航の失敗がある。
競合のない筈の小木ジェットホイルの失敗と、それに続く高速双胴船導入。
いくら新潟県の惜しみない血税垂れ流しによる、遣りたい放題の上場企業だって、何が悲しくて破綻会社の末路目掛け、破綻の方程式をソックリなぞるように、まるで誰かの掌で転がされてるように、邁進しなきゃならないのか?
競合の無い航路で、競合に失敗した汽船会社と同じ構図に塗れる佐渡汽船。
その手法が、どれだけ航路のニーズとかけ離れ続けて来たかという実態の結果と、島民は、どうして受け止めないのか?
〇実は横波に弱い双胴船。
喫水部分が浅く造られる高速船が波に弱いのは、あいびすで実証済み。
当初、佐渡汽船は、横揺れ防止装置未装備が原因としてたけど、その装着後も問題解決は出来なかった。
ちなみに、あいびすでは、僅か1時間の航行ながら、横になれる船酔い客専用の部屋が設けられているほど。
現在は、赤泊航路新体系を模索中だとか。
(赤泊航路存続は、旧体系の低速小型フェリー以外になし。
血税集りバカと、高速化・世界遺産化バカがタッグを組む、佐渡経済の悪性種、上場汽船と自治体が、どれほど模索したって、これまでの失敗以上の何を齎らせるのか?
冬期運休を数千万円の赤字縮小努力と言い張り、公共性を騙って100億血税に集りゃ、100億円の赤字じゃねぇか、あほんだら!)
双胴船と一口に言っても、ナッチャン型のような高速フェリーは、ウェーブ・ピアーサー型(Wave piercer/砕波船)と呼ばれ、双胴部分を、より長く、より細くし、波の抵抗を極限まで減らす構造を持つんだそう。
つまり、単胴船が水に浮いてるなら、ウェーブ・ピアーサーは、水面に乗ってる感じ。
横方向に拡張しやすい双胴船は、波長の長い横ウネリに強いとか。
単胴船が揺れることでウネリを遣り過ごすのに比べ、双胴船は二本足で立ち塞がる。
(逆に、転覆時、単胴船の持つ復元力は、双胴船にない…)
ただし、この二本足は、船底が別々に波を拾うため、風が強く、比較的浅い海域での波長が短い連続した波に災いとなり、揺れを増大させる。
それは、正に小木航路。
更に、二本足の接合部を持つ双胴船は、この短波による捩れを受け続ける致命傷のため、老朽化が早いという欠点も指摘される。
ド素人のガメチンが、ザっと眺めただけで、これほどの突っ込み所を露呈させる佐渡汽船と佐渡市、そして新潟県。
佐渡航路の迷宮は、3バカトリオが挙った成れの果て。
もちろん、こっちには何の地位もないから、向こうにとっちゃ、何を言おうが痛くも痒くもなかろうが。
ある観光客が「佐渡汽船運賃は高いけど仕方ない。地元の人もそう言ってた。」だってさ。
冗談じゃねぇって。
地域の問題じゃ、他所モンは知ったかぶりをしないのが無事に居るための鉄則。
そちらさんは、数年に1回、遊びに来て、あれも仕方ない、これも仕方ないで済ませられるだろうし、なんなら来なけりゃ、わざわざ「済ます」手間もいらない。
けど、こっちはそーはいかねぇんだよね。
おまけに、
若いモンが出て行く一方の3バカトリオが挙った成れの果てじゃ、どんなヤル気だって、打ちのめされて、諦めて、納得するしか手の無い島民が居て当然。
そんなことを無視して、知ったかぶって、特異で深刻な潜在的問題を、軽はずみにも肯定し、勝手に納得して見せんてんじゃねぇよ。
それは、ガメチンを潰すも一緒。
そういう御方は、
高い金払って、せいぜいゲロ袋抱えて、仕方ない仕方ないと言いながら、何の理念も主義も無く、ただ、見栄と、無知から国民の血税を抱え込み、見た目の話題に飛びつくだけの上場企業と地方自治が陥れたインチキ佐渡航路を噛み締めてな。
ホントの青く澄み渡る佐渡航路を知らないままな。
若干、問題があるとすれば、小木港は、他の漁港と比べて必ずしも魚影が濃いわけじゃないってこと。
だから、新潟東港や柏崎港のように、卑しく惨めに有料化する必要ない。
駐在さんに定期的に見回ってもらって、フローティングベスト未着の人に何かしらのアクションを起こしてもらえば良い。
大体、小木の駐在さんは、小木港本堤(西側長堤防)が、随分、好きみたいだった。
去年も一昨年も、おっちゃんが写真を撮りながらウロウロしてると、来るんだよな。
何か用なの?って顔で眺めてると、広い岸壁側を遠巻きにあっち行ったりこっち行ったりしながら、直に居なくなってた。
いろいろ用があってのことだとは思うけど、そういう駐在さんなら、1日に2-3回、開放した本堤を見回ってもらうのって難しくないんじゃない?
何なら、おっちゃんが監視員しても良いよ。
もちろん、ボランティア。
どっかの事業者団体のように日当なんてものは、決して頂きません。
客が一生懸命に納めた血税に集るような恥知らずのクズ事業者じゃないんで。
佐渡の釣り公園化・先陣は、イカダをもって、沢根漁港に切ってもらいたかった。
魚影、立地条件共に全く申し分なし。
小木と魚影で比べるなら、赤泊港も良いんだけど、この本堤は、元から開放状態にあって、松ヶ崎フリーキャンプ場と対になり、「泉田柵」を尻目に今後の発展が期待できる地域として、既に輝きを放ってる。
それよりも、釣り人排除を頑なになって実践してるように見える小木から、地域のために「鉄格子」撤去を図るのが先と思うんですの。
どう?

釣り公園って言っても、事故免責の設定は難しくない筈。
その辺は、管理者・泉田知事がよっぽど詳しそう。
イベント以外に日常的なレジャー基地として、人が集まれる場所を造るのは、公共性を謳って100億円血税を掴みあげながら赤字を理由に季節運休を強い、大矛盾をゴリ押しし、島の交通拠点としての歴史を打ち砕いた佐渡汽船に翻弄され続ける、小木の復権に必ず繋がる。
自分たちの都合を押し付けるだけの観光化じゃダメなんだって。
島民と、島外者が日常的に繋がって、共有できる場所を。
それが佐渡の自然でしょ?
だから、観光を謳うなら、そこを封鎖しちゃならないんだって。
そこの理解が小木を救うと思うよ。
自然がなけりゃ佐渡じゃない。
自然と人を称えられなきゃ、佐渡で観光事業をやる資格がない。
下の画像は沢根・山田屋さんのブログからパクってきたもの。m(__)m
http://yaplog.jp/sado-yamadaya/

沢根漁港の北端を突っ切る形で計画された沢根地区の海岸側迂回路、新道がいよいよ姿を現したって感じ。
画像前方が相川方向で、左の建物は「漁民センター」かな?
その前が岸壁になっていて、建物の先に見える自販機辺りから船揚場があって、その先に本堤乗り口があります。
この新道は、相川方向へ、あと1Kほど延びて、今年9月、トライアスロンまでに完成予定だそう。
おっちゃんは、まだ、釣りイカダセンターを諦めてない。
この道沿いに休憩所や飲食店ができ、釣り人が集うのを想像してみてちょ。
画像中央のフェンスの左が、多分、港内路。
フェンスを挟んで歩道があって、そして新道って感じ。
港内路と公道は明確に区別されてる場合が殆どで、管轄の違いって意味もあるんだろうけど、おっちゃんとしては、行政による本音の部分、港内の非公共、非共有性の強い意思表示のように受け取れる。
新潟県は、防波堤はダメでも岸壁ならOKっていう指導を行ってるのね。
でも、これこそが可笑しい。
横柄で無神経で無知な輩の安全意識の押し付け、職権濫用が、結局、社会自治体系を歪めてる。
港湾施設の性質から言って、岸壁は作業場。
その作業場の作業状況こそが立ち入り禁止の標的にされるべきで、たとえ、岸壁に接続されていても、護岸である防波堤は、根本的に質が異なる。
天候災害を理由に、防波堤より岸壁が安全だから、っていう思考は、安易に思い上がった行政の混乱であって、生活権への侵害だよ。
僕たちには、危険を判断する権利がある。
市が避難勧告をしなくても、危険だと察したら布団を担いでご立派な市庁舎へ非難し、腹が減ったなら食い物を要求すべきだ。
もちろん、個人だって、職員だって間違いを起こす。
間違ったって、遣り直す機会のために助け合うのが地域だろ?
にも拘らず、
どうして、個人ばかりが責めを負われ、断罪され、立ち入り禁止柵で囲われなきゃならない?