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小選挙区利権・中曽根主義の本領? 富岡製糸場の世界遺産登録勧告後のGW

4月26日、群馬県富岡市にある観光・富岡製糸場が世界遺産登録勧告を受けた。
佐渡クロダイノッコミのGW釣果がマグレ当たりでも、GWにビッタシ合わせて来る辺り、さすが、国会、群馬県政の中曽根主義は健在だ。

その期待のGW、観光・富岡製糸場は過去最多の人出を記録したとか。
日本観光の世界遺産至上主義にも揺るぎ無しか?
佐渡市のお歴々は、さぞ、血圧を上げてることだろう。

もっとも、この富岡製糸場跡。
観光地としての環境は、著しく低い。
1987年に創業を停止。
2003年に世界遺産化が提言されてから、11年にも渡り、登録のための政界体形作りに躍起になる一方で、観光客への配慮は放置されてきたよう。
このGW中でも、各施設での訪問客の不満が噴出したとか。

このレベルで日本を世界に代表する文化的観光施設を名乗るに至る辺り、中曽根主義以外の何も見えてこない。

そもそも、富岡製糸場跡の保存維持に、どうして世界支援が必要か?
県、市でさえ、余る筈。
それが日本産業を象徴するんであればあるほど、県政が率先し、独自の管理力を世界に示すべきじゃないのか?

世界化のために依存するのは、国会の奴隷化と一緒。

全く鼻持ちならない。

ちなみに、ユネスコが調査に派遣したのは支那人。

迎える側に愛国者が居なくて幸いだったと言うべきか?


さて、
そんな政治力しか見えてこない富岡製糸場の世界遺産化の後ろで、いても立ってもいられないだろう佐渡市関係者。
その低レベルな観光環境でさえ、富岡製糸場よりはマシに見えてくる。
せめて、かの大臣様が居てくれれば、ってところだろう。

こちらも、さすがに哀れに思えてくる。

もっとも、操業停止後、一企業の奉仕的活動によって主要施設の保全が適った富岡製糸場と違い、大方が放置されてきた佐渡金山の遺産価値は、大きく劣る。

2007年に世界遺産化が適った石見銀山の観光客数は、5年で、登録前の規模にほぼ戻った。
富岡製糸場の観光客の混乱からすると、世界遺産化人気は、せいぜい3年…
それを、
世界遺産化断念提言へ添える慰めの言葉にさせて頂く。

OK?


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