動画の投稿は2月12日。
CNN.JPによると、8日、クルド人部隊は、イラク北部アルビル(Erbil)に侵攻したISISを撃破、撤退させたと18日、発表したそう。
http://www.cnn.co.jp/world/35060600.html?tag=top;topStories
上記動画は、ISIS撤退後、監視任務に就いたクルド人部隊・アルビル最前線基地での様子と思う。
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「シリア渡航自粛働きかけ…政府、女性と仏人夫に」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150214-OYT1T50000.html?from=ytop_ylist
記事によれば、
去年10月、シリア渡航を希望していたフランス人の夫と日本人の妻に対し、日本政府は、2度に渡り、渡航自粛を要請。
今月4日には、要請が受け入れられたと見ていたものの、13日、夫婦はトルコへ出国したまま、所在が確認できなくなっていると、政府が明らかにした。
また、
ISIS日本人参加の有無については、「無い」としている。
12日の旅券返納カメラマン氏・外国特派員協会会見で、
英国人記者は、「(旅券返納が)英国なら大騒ぎになるのに…」等の質問を、むしろ日本国民に向けて浴びせていたが、
あほんだら。
反体制ジャーナリストへの体制側締め付けは、世界の原則だ。
勉強不足が過ぎる。
出直してこい。
生中継画面(https://www.youtube.com/watch?v=xqCjps8qISE): (会見終了)
会見要約: http://thepage.jp/detail/20150212-00000003-wordleaf
売名を否定しながら買い手を探してたと言うカメラマン氏。
この人、
結構、語るに落ちるタイプなのかもしれん。
- 売名行為を否定して -
「はじめは静かにシリアに行くつもりだったが、朝日新聞新潟支局がインタビューにきて地方版記事になり、それを見て新潟日報がインタビューにきた。
それらの記事を誰かが外務省へ送ったよう。
地方版前提でインタビューを受けたが、今思えば軽率だった」と。
(http://www.j-cast.com/2015/02/10227587.html?p=2)
が、
売名の否定になってない。
しかも、
まさかの反省…
更に、誰かが通報したと言うより、これまでのカメラマン氏の経緯を知れば、非常警戒も同等の体制を取っていただろう関係機関に殆ど”マークされてた”としか思えない。
自らを棚に乗せ、問題の発端を他人に擦り付ける様は、サヨクらしさしか見えて来ない。
- 今回の渡航目的について -
"今回のシリア行きがもし実現した場合について、杉本さんは、地元などのテレビ局に売り込むつもりだったという"
(同上・記事文)
それって、売名の理由なんじゃない?
…
カメラマン氏のこれまでの経緯については、
数度のシリア渡航歴があることの他、
北鮮に対する共和国(独裁否定)呼ばわり。
日本海の東海(南鮮呼称)呼ばわり。
自治・教職員組合や市民団体への公演等が取り沙汰されている。
(同上)
また、
安倍総理を批判してたことが一部で声高に伝えられてるけど、
それは、自民、国会、政体、選挙区を含めてガメチンの領分でもある。
(殊更、足取りの軽い米国圧力による増税糾弾!
殊更、足取りの重い改憲への時間稼ぎ的立法優先糾弾!
は、当然だろ?
もちろん、
こっちは、何を言われても止めねぇけどさ。)
カメラマン氏は、報道カメラマンというより、自ら撮影したシリア動画を使っての公演が主なフリージャーナリストに近かったように見える。
その彼が撮影した動画がYouTubeにあった。
近々、削除されるかもしれないが…?
動画詳細(https://www.youtube.com/watch?v=RCQt3BYhYJc):
「2012年2013年に戦場カメラマン杉本祐一によって撮影されたシリア内戦のドキュメント映像です。妄想総理が海外侵略の手始めとして憲法9条を解釈改憲し自衛隊を集団的自衛権で世界に展開しようとしているが断固反対し、自衛隊を専守防衛に徹するべきだ。」
プロの判断は分からないが、臨場感は伝わってくる。
ただし、
残念なのは、その意識。
詳細の「妄想総理が海外侵略の手始め」って何?
「東海」などと竹島を侵略した南鮮の片棒担いどいて、何を言っとるの?
矛盾を正せよ。
語るに落ちるなよ。
もっとも、
それを学んだら、この人、公演できなくなるのかも。
サヨクらしさを失っちゃうってことで。
既に一部で言われてることだけど、
こういう人の例をとって、国の報道への監督姿勢としちゃいけないと思う。
事情が偏り過ぎだ。
むしろ、
出国を封じた国の関係機関の迅速性・有効性に感心する。
社会観としての危険性に掛かる自己責任論は結果論で、
例えば、
防波堤封鎖柵を乗り越えての大物釣果は、羨望の的だし、
ISISの非道衝撃画像は、多くの人の心を揺さぶり、専門家から賞賛された。
そこで一部に自己責任云々を言う者がいても、実害がなければ、空論のようになってしまうのが現実。
でも、
結果が一緒だからと、動機を無視し、釣りと報道を一緒くたにして良いのか?って問題が起こる。
(だからって、釣りを単なる遊びと断じられても困る。
釣りは食で、人の生道。)
個人の自己責任論は、度々、集団の中の無責任論だけども、
報道は、社会の無責任さを起源にしていない。
防波堤封鎖柵の乗り越えは、個人の目的だけど、報道が不正を映すのは、社会の目的だ。
だからこそ、
一国家を装うために戦えない自衛隊を担ぎながら、日本が世界に向けて目を覆い、耳を覆って済ませるなら、それは2重の不正ってことになる。
それさえ海外に依存することは、国防に続く国家主権放棄で、怠惰の慢性化だ。
そんなデタラメは、実害以前に日本の国益を損なってる。
つまり、
民間であることを理由に報道関係者の危険地域潜入へ、問題が生じた結果から自己責任論的に批判するのは、問題のすり替えじゃないか?ってこと。
今度の件で政府を批判してる大方は、立場を、このカメラマン氏と同じとするフリージャーナリストらで、
彼らは、次が自分の番じゃないかと怯えてるよう。
逆に、カメラマン氏の言動を批判してるジャーナリストらは、平然と構えている。
彼らは、海外渡航が全面禁止され、報道鎖国に陥ったたわけじゃないことの最大の理解者のよう。
それが正義であろうとする限り、民間人の自己犠牲による報道は止められない。
となれば、後は、自己中・お気楽大衆主義が、自己責任論を進化させる必要があるだけだ。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150211-OYT1T50006.html?from=ytop_top
2015年02月11日 03時01分
「警視庁と千葉県警の合同捜査本部は近く、ジャーナリストの後藤健二さん(47)を殺害したとする映像に映っていた男について、身元特定に関する捜査共助を米英の捜査当局に要請する方針を固めた。」

記事によれば、
男は、「ジハーディ・ジョン」と呼ばれ、米国人、英国人の人質殺害にも関与。
英国メディアは、ロンドン在住のラッパーで、ISISに傾倒。
去年、シリアへ渡ったと伝えているとか。
どこまで出来るか分からんけど、日本警察、頑張れ!
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150204-OYT1T50099.html?from=ytop_main1
2015年02月04日 19時25分
「自民党の高村正彦副総裁は4日、イスラム国による人質事件で殺害されたとみられる後藤健二さんについて、「3度にわたる日本政府の警告にもかかわらず、テロリスト支配地域に入ったのは、真の勇気ではなく、蛮勇と言わざるを得ない」と記者団に語った。」
戦えない自衛隊を膨大な血税で担ぎ続けることを唯一の主権根拠と、自己暗示を繰り返すだけの人形のような哀れ日本政体にとって、
国際社会の一員たる証は、無暗な金のばら撒きでない、報道以外にない。
その担い手たちの、真実への、事態への、知ることへの欲求こそが、現状、日本の唯一の世界貢献であって、世界正義の表現だ。
そこでこそ血税は活かされるべきで、そこでの労力が惜しまれるような国家であっちゃならない。
それを、高村正彦!
きさま、
担い手たちへ向け、ボンクラが何たる愚弄。
恥を知れ!
これが真の勇気じゃなきゃ、そんなものは、この世にない!
この真の勇気こそを畏れろ!

ロイターによれば、予告通り、ヨルダンは4日、後藤氏との人質交換で名が取り沙汰されたリシャウィ死刑囚の刑を執行した。
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPKBN0L802Q20150204
記事に詳細はなく、それに関する日米首脳の言動が示されてるだけ。
が、1つ、興味深いのは、ISIS等、テロ組織の国内活動を警戒する日本の国家公安委員会の動きで、
情報収集、分析等を行いながら、ネット上に記された「ISIS連絡係り」や「ISIS支持者」にも注視してるらしいこと。
(なお、
関連画像公開を排除したナチュラムブログ、そこへ圧力をかけたかも知れない市民、権力者ら、或は、テロリズムに対して知る権利を最優先しているガメチンが、その対象になっているかは不明。)
また、
ロイターは、もう1つ、テロに関する興味深い記事を載せてる。
それが、「コラム:過激派を弱体化させる「難しい一歩」」
http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKBN0L80KR20150204
内容は、テロリズムに混迷する国、地域に共通するとされる政治家の原理的腐敗がテロリストを生み続け、そこに踏み込まない限り、米国等の武力での制圧は不可能とする理論で、
それがイラク国土の半分をISISに渡すに至った可能性を指摘してる。
政治家の腐敗度は、犯罪組織が政治を行ってるレベルだそうで、
バスに警察官が乗り込んでくると、一般市民の乗客は、それに賄賂として金銭を渡す。
さもないと、引きずり降ろされ、暴行される場合がある。
病院じゃ、医者に診てもらうために賄賂が必要になる。
そして、その賄賂システムの頂点に政治家が君臨しているというわけ。
こうした日常で、プライドを打ちのめされ、報復を誓う若者に、テロリスト達は、反世俗主義を掲げ、悪辣な政治体系へ秩序を取り戻させるに信仰が必要だと諭し、報復のための武器と機会を与える…
この話で思い出したのが、サヨクの支配権争奪・永久ループ。
悪辣な一人の絶対主義体制を斬り崩した市民運動は、偽の平等観に縋るしかない弱性ゆえ、より悪辣な別の一人の絶対主義体制に陥る。
その繰り返し。
その意味じゃ、
米国の武力主義は遥かに合理的だ。
角を曝け出した国際的反乱分子を摘み取り、排除し、組織を追い込みながら、その影響による地域社会の、政治の、良くも悪くも、反転を待つ。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0L71ZM20150203
家族によると、ヨルダン軍トップから、カサスベ氏の殺害が伝えられたそう。
また、ヨルダン国営テレビは、カサスベ氏が1月3日に、既に殺害されていたことを確認したと報じてるとか。
日本、ヨルダン両政府が、ISISによる後藤氏殺害以前に、このことを知っていた可能性も出てきたわけか…
一方、ヨルダン政府は、4日未明、カサスベ氏の処刑動画公開を受け、収監中のリシャウィ死刑囚の刑を数時間以内に執行すると決定したよう。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2015020400027
画像による動画は、既に削除済み:
https://www.youtube.com/watch?v=Z8n5b3olsqs
その抜出し画像:

